中国の国境まで最短で2キロ!!台湾の金門島への行き方、観光を解説!
こんにちは。
ナカマユウタです!
皆さんは中国の国境近くに台湾の島があるのをご存知でしょうか?
なんと国境まで最短で2キロしか離れていません!
こんなところに台湾の島が!?
と思う人は多いと思います!
その島の名前は金門島といいます。
今回は台湾の島、金門島について記事を書いてみたいと思います!(*^◯^*)
台湾が支配する島、金門島
金門島(金門県)は中国の国境近くにある大小12個の島からなる台湾の島です。
地図上で見てみると、えっ!?ここが台湾と思っちゃいますww
中国側のアモイ市と台湾側の金門島では最短で2キロしか離れていません。
かつてここは中国(共産党)と台湾(国民党)の戦争の最前線となった場所です。
以前は台湾軍が軍を敷いていたため民間人の出入りは禁止されていましたが、
1992年の戒厳令解除後は多くの観光客が押し寄せています。
中国側からも船が出ており、
中国人観光客も台湾人観光客も多い島となっています。
中国と台湾が共存する島
金門島の特徴として、中台が共存しているかのように思わせる島だということです。
街中には中国国旗も掲げられています。
さらに去年、中国側が金門島へ水の送水管を作り島の水不足を解消しました。
いわゆる、中国の実効支配が進んできているんですねf^_^;
現在でも金門島には台湾軍が常駐しているため、
中国と台湾の間では常に緊迫な状態が続いています。
金門島と中国の間では次は橋を架けようという目標もあるらしく、
金門島住民にとっても賛否の声が聞こえてきます。
台湾人としてのアイデンティティ、生活を改善してくれる中国政府、
今後どうなっていくのでしょうか・・・
金門島へのアクセス
金門島へは中国側からと台湾側から行く方法があります。
今回は台湾側からのアクセス方法について説明します。
金門島と台湾本土はおよそ200キロほど離れており、
交通手段は飛行機が一般的になっています。
金門島への飛行機は、台湾国内で台北、台中、台南、高雄の空港から発着しています。
飛行機はプロペラ機なので少々揺れがひどいと思います。
飛行機が苦手という人は少し我慢が必要だと思いますf^_^;
時間は1時間程度です。
金門島の観光
金門島には小さな島ですが、幾つかの観光名所もあります。
1.金門民俗文化村
金門出身の方が18世紀に18棟の建物を建てたのがこの民俗文化村です。
現在は人は生活していませんが台湾政府が管理しています。
建物は当時の面影を強く残しております。
18棟の建物は綺麗に並んでおり、
家の中の彫刻など大変貴重なものが数多く残っています。
中には当時の椅子や家具なども残っています。
金門民俗文化村
電話:(082)351-024
住所:金沙鎮三山里中堡
営業時間:8:00~17:00
2.莒光樓
金門にある莒光樓は、
戦争や争い事で亡くなった兵士を祀るために建てられた建物です。
3階建ての塔の中には、金門島の歴史や現在の観光情報などが紹介されています。
飛行場の近くにあるので立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
莒光樓
電話 :+886-82-325632
住所: 台湾金門県金城鎮賢城路1号
営業時間: 08:00-22:00
チケット: 無料
古寧頭戦史館
古寧頭戦史館は共産党と国民党の戦争の資料館です。
1949年から1979年までの30年間の双方の争いを記録した資料館になります。
入館代は無料で、戦争当時の銃や大砲なども展示しています。
また海岸に出ると上陸防止策の中国大陸側に鉄槍が向けられている光景も見られます。
ツアーガイドも行っているので金門島の戦争歴史について知りたい方は是非( ´ ▽ ` )ノ
古寧頭戦史館
電話: +886-82-313274
住所: 台湾金門県金寧郷北山村古寧頭
営業時間: 8:30~17:00(旧暦大晦日除外)
今回は中国の国境近くの金門島について記事を書いてみました。
こんなところに台湾の領土があるって知らなかったという人は多いと思います。
金門島は中国と台湾の歴史が知れる上、
現在の両国の関係を間近に感じられる島だと思います。
以上ナカマユウタでした(*^◯^*)